2020-04-24(Fri)

日本化粧品技術者会の「化粧品用語集」

当ページはこちらに移転しました。

こんにちは!
美育LABOのゆっきーです。

さて、美里所長さんの後継者になるべく日々頑張っている「いろはね」さんは
昨日、「シリコン(シリコーン)は、悪者なの?」という
なかなか興味深い記事をアップされていましたね!

ゆっきーも随分前にシリコーンに関する記事を書いたことがあるのですが、
読み返して思うことは、文系脳で化粧品企画をするゆっきーと、
ちゃんと大学で香粧品科学の基礎を学んで化粧品開発に携わっている「いろはね」さんとでは
同じテーマであっても、視点が違っていて面白いということ。

<ゆっきーの過去記事>
・シリコンとシリコーン
・シリコーンと化粧品
・シリコンとティッシュペーパー
・シリコン配合についてのアンケート結果


そして、せっかくだから、美里所長さんもシリコーンに関する記事ブログにアップしていないかと探してみたところ、
「シリコーンとは」という記事はなかったのですが、
化粧品へのシリコンの使用法の一例について書かれている記事を見つけました。

それが、「化粧品作りの誤解 その2」
 ↑ まもなく美里所長さんのブログ「コスメあら!?カルト??」は、完全に新しくなります。
    もうちょっとだけお待ちくださいませ



さてさて、前置きが長くなりましたが、本日は、
日本化粧品技術者会の「化粧品用語集」についてです。

化粧品ことを調べていて、よく分からない単語に出くわしたことはありませんか?

分からないときは、今どきは「インターネット検索」という
ゆっきーが学生だった頃にはあり得ないほど便利なものが存在しますが
ネット記事は、玉石混交なので、
時に、読み手のスキルも問われますね。。。

ということで、用語を調べるには「辞書」というツールが便利だと思うのですが、
化粧品に特化した辞書なんて、そうそう存在しませんし、
あったとしても絶版になるなど入手困難な状況でもあります。


一般のコスメユーザーの方には、あまり馴染みはない組織だと思うのですが
日本化粧品技術者会(通称:SCCJ)という団体が存在し、
そこのウェブサイトで「化粧品用語事典」を公開してくれています。

ちなみに、日本化粧品技術者会は、
「化粧品および関連の科学技術の進歩に貢献すると共に、
会員相互の交流と啓発を図るための活動を行い、
化粧品産業の発展に寄与することを目的」とした団体で
会員になると、勉強会に参加できたり、論文とかも色々と読めるなど、
研究者にとっては、活用次第では、ありがたい組織だと思います!

少し話はそれましたが、SCCJのサイトで公開されている「化粧品用語事典」は
『化粧品事典』の一部を公開したもののようです。


化粧品を「仕事」にし始めた頃、この『化粧品事典』を読んでみたいなぁとも思ったけれど
当時、さすがに20,000円は手が出なかったし、
記憶が間違いじゃなければ、ずっと「欠品」だった気がします。。。

今日は、話が横道にそれがちですが、
最後に、このSCCJの化粧品用語事典で
「シリコーン」を調べてみると、下記のとおりでした。

酸化ケイ素(SiO)を基本骨格にしたポリマーの総称.油状(シリコーン油)、ペースト状(シリコーン樹脂)、およびゴム(ガム)状[シリコーンラバー(ゴム)]、固体状などさまざまな性状がある.性状によって広範囲な用途をもつが、化粧品には油状、ペースト状のものがおもに用いられる(表).シリコーン油は無色透明な油状物質であり、広い温度範囲で粘度変化が少なく、耐熱性、はっ水性に優れている.また炭化水素油分に見られるようなべたつきがなく、軽い使用感触をもち皮膚や毛髪上への広がりもよいため、メークアップ化粧品、乳液、クリームやシャンプー、リンス、コンディショナー、整髪剤などの油性原料として広く用いられている.表に示すようにケイ素原子に結合した有機基の種類により、シリコーン油と変性シリコーン油とに大別される.また、シリコーン樹脂は、網目構造の分子からできており、おもにメチルポリシロキサンに微粉末の二酸化ケイ素(シリカ)を適当量配合し特殊処理を施したもので高粘性の液状または樹脂状の物質である.これらのシリコーン樹脂は皮膚に対する刺激性がなくはっ水性に優れ、ファンデーション類、眉・目化粧品類、クリーム・乳液類、頭髪用品類などにつや出し剤、はっ水剤として使用されている.(小出倫正、田端勇仁)



シリコーンとは何かを知りたい人には端的な説明だと思いますが、
コスメユーザーの人が知りたがるような情報ではなかったかも・・・(-_-;)


ゆっきーと美里所長さん、そしていろはねさんもお仕事で関わることも多いので
時に同じテーマで記事を書くこともあるかもしれませんが、
それぞれの視点の記事を楽しんでもらえると嬉しいです。

“人は、一人ひとり違うからこそ面白い!”と感じ、大切に人間関係を築いてゆきたいと日頃から思う美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
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2020-02-14(Fri)

エタノールの濃度による殺菌力の違い

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こんにちは!
美育Laboのゆっきーです。

今日は、打ち合わせのあと、
ちょっと時間が空いたので、
「市場調査」と趣味を兼ねて、
デパートのコスメカウンターをぶらりと回ってみました。

平日の昼間ということもあり、
お客様も少なめで目的のものもスムーズにチェックでき
比較的満足な時間だった反面、
驚いたのは、コロナウイルスの影響で、
販売員さんは安全のため、お客様のお肌に直接触れることは控えていたということ。

仕方ない状況だと思うのだけれど
販売員さんも慣れない状況でセールスしづらいのではと想像するし
お客様も肌をきちんと見てアドレスして欲しい場合なら物足りないだろうし・・・。

まだまだ猛威を奮いそうなウイルスですが
1日も早い終息を願わずにはいられません。

さて、ウイルスといえば、消毒。
消毒といえば、エタノール。

コスメカウンターを周りながら
ウイルス対策の様子を見ていたら、
以前、美里所長さんから聞いたエタノールの濃度の違いによる
殺菌効果の差を思い出しました。

さて、エタノール消毒について
何パーセント濃度の希釈液が一番優れた殺菌効果を発揮するのか
ご存知でしょうか?

5%?
20%?
40%?
70%?
100%?

100%は、原液ということなので、
一番濃度が高いから、直感的には一番効果的そうですが、
100%濃度は、殺菌効果は低く、
一番効果的なのは、70%濃度のエタノールと言われています。

エタノールの殺菌効果は、40%あたりから急激に効果が現れ
70%で最大の効果を示すそうです。

エタノールの殺菌メカニズムは、
細胞膜やタンパク質などが、破壊や変性をうけるために
急激に菌の死滅が起こるためといわれています。

ただ、エタノールの殺菌メカニズムは
全容が解明されている訳ではなく、
希釈濃度についても、65%~95%なら殺菌・消毒力にほとんど差がないという見解もあるようです。

さすがに、私では、菌のアレコレを語るのは役不足なので
ご興味のある方は
例えば、「エタノール 消毒 濃度」などのキーワードで
ネット検索して頂けると、色々な記事がヒットするので
そちらをお読みくださいませ。
スミマセンm(__)m


それでは、うがい手洗いなどの自衛をしつつ
みなさま体調にはお気をつけくださいませ!


美育Laboのアシスタントゆっきーでした。
プロフィール

cosmeticweb

Author:cosmeticweb
コスメの研究・開発現場で悪戦苦闘するアシスタント、ゆっき~のあたふた日記。

今日も美里所長はどこに行ったのやら・・・トホホ
でも、鬼のいぬ間に・・・えっへへ~♪
一般には覗く事のできない研究の現場を、チラっとお見せしちゃいま~す。
って、後で怒られたら、どしよ。。。;

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